マラセブシャンプーの正しい使い方

マラセブの正しい使い方をご存知ですか?

 

マラセブの正しい使い方をご存知ですか?

 

マラセブは、オーストラリアの動物用皮膚科製品専門メーカーであるDermcare(ダーマケアー)社が開発、製造している薬用シャンプーです。マラセブシャンプーは澄んだ薄茶色の、粘り気のある液体で、マラセチアを殺す作用があるミコナゾール硝酸塩と、スタフィロコッカス(ブドウ球菌)を殺す作用があるクロルヘキシジングルコン酸塩を有効成分としています。

 

マラセブの有効成分が犬の皮膚上で増えすぎた菌を減らすので、シャンプーの際には泡立てたマラセブを10分間皮膚につけた状態で維持する必要があります。10分は短いようで長くも思え、時間が経つのを待つのが大変ですが、皮膚病の酷い箇所から洗ったりすることで時間の経過を早く感じるのではないでしょうか。また、マラセブは殺菌作用のある成分以外に洗浄成分(界面活性剤)も配合しているので、余分な皮脂分や汚れを洗い落としてくれます。

 

マラセブは動物用医薬品ですので、用法用量を守り正しく使用して下さいね。

 

 

マラセブの用法・用量

 

●使用頻度は1 日1 回、3 日以上間隔をあけて週2 回
1 回当たりの基準使用量は体表面積に対して50mL/m2とする。
●体重と体表面積の関係から、体重別の投与量は下表のとおりとし、該当する範囲内で犬の毛の長さや量を考慮して、十分な泡立ちが得られ、流れ落ちない使用量を選択する。

 

マラセブシャンプーの副作用は? どんな症状が現れるの?

犬の体重

1回あたりに使用するマラセブシャンプーの量

1.5kg 〜 3kg 未満

5 〜 10 mL

3kg 〜 5kg 未満

10 〜 15 mL

5kg 〜 10kg 未満

15 〜 25 mL

10kg 〜 15kg 未満

25 〜 30 mL

15kg 〜 20kg 未満

30 〜 40 mL

20kg 〜 30kg 未満

40 〜 50 mL

30kg 〜 40kg 未満

50 〜 60 mL

40kg 〜 50kg 未満

60 〜 70 mL

 

 

マラセブの使い方

シャワーをかける

犬被毛をぬるま湯でしっかりと濡らしてください。温度が高いと皮膚に刺激を与えることになり、余計に痒みが出てきたりします。犬が我慢できる程度の低温度をおすすめします。被毛の長い犬や被毛が密に生えている犬は、しっかり濡らしてあげましょうね。

 

マラセブを泡立てる

マラセブを手にとってなじませ、症状の重い箇所を中心に体の上でやさしく泡立ててください。ポイントは、泡を体の上に乗せていくように洗うことです。しっかり洗おうと強く擦り過ぎてしまうと皮膚を傷つけてしまうので注意しましょう。スポンジを使って泡立てると、泡がきめ細かくなってマラセブの成分が皮膚に到達しやすくなりますよ。

 

マラセブを浸透させる

マラセブの効果を発揮させるには、泡立てたマラセブを皮膚につけた状態で10分間維持することが大切です。シャンプー前に時計を準備しておき、正確に時間を計ってください。この間に、犬が泡を舐めたり吸い込まないよう注意してあげてくださいね。もし大量に泡を舐めたり吸い込んだりすると、胃腸や呼吸器官に炎症を起こす場合があります。マラセブの使用中は犬から目を離さないように注意することが大事です。

 

洗い流す

泡(薬剤)を残さないよう、ぬるま湯で丁寧にしっかりと全身を洗い流してください。

 

乾燥させる

すすぎを終えたらタオルでやさしく水分をぬぐいます。この際、タオルで強く擦ったりすると特に皮膚の弱い犬だと皮膚を傷つけてしまうので気をつけてあげてくださいね。

 

 

正しい犬のシャンプーの仕方をご存知ですか?

 

 

マラセブシャンプー 正しい使い方

 

時と場合によって、全身を洗うことが難しいこともあります。そんな時は、マラセチアの増殖しやすい下あごやわきの下、指の間、腹部、内股、肛門周囲などの患部を部分的に洗うだけでも効果的です。

 

先述しましたが、マラセブは定められた用法・用量を厳守してください。もし2週間使ってもマラセチア皮膚炎の改善が見られない場合には獣医師に相談してください。

 

 

マラセブの使用制限と注意事項

※過敏症の既往歴のある犬には使用しない

※クロルヘキシジン製剤又はミコナゾール製剤に対して

4 週間、計8 回を越えて使用しない

安全性が確立されていないため

1.5kg 未満の犬には使用しない
生後3 ヶ月齢未満の犬には使用しない
予め20 倍程度に水又はお湯で希釈し、泡立ててから使用する

無毛種(ヘアレスドッグ)に本剤を使用する場合

犬用なので、猫など他の動物には使用しない
粘膜面および耳、眼には使用しない
妊娠中または授乳中の犬には使用しない
 

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