猫の首が傾いてる!猫の中耳炎や内耳炎は外耳炎よりも怖い?

外耳炎を治療しないと中耳炎や内耳炎にまで及んでしまいます

 

 

中耳炎

 

中耳炎とはどんな病気?

 

中耳炎は、中耳に炎症が起こる病気です。多くの場合、外耳炎が耳の奥まで進行して鼓膜に穴が開き、中耳まで炎症が広がることで発症します。また、耳管経由での細菌感染によって中耳炎となります。中耳炎は外耳炎との併発が多く、耳の根元を中心とした痛みのため猫が元気を消失し、耳を触られるのを嫌がったりします。

 

 

中耳炎の症状

 

中耳炎になると、耳を傾け発症している耳の方向に回転するような動作が見られます。症状が悪化すると、炎症が脳の近くまで広がります。姿勢を保つための前庭が侵されるため首が傾いたままの状態となり、バランスを崩してまっすぐ歩けずにふらつくといった運動失調も見られるようになります。中耳炎になると、さほど痒みはないようですが痛みが強くなり、耳を傾けて痛がるようになります。中耳炎が内耳に波及すると、さらに症状がひどくなってしまいます。

 

 

中耳炎の治療

 

中耳炎の治療は、外耳炎の治療と同じく、耳道の洗浄と清拭が基本となります。耳垢や分泌物を綺麗に掃除します。多量の耳垢や分泌物が出ている場合は、生理食塩液やオリーブオイル、刺激の少ない消毒薬を使って洗い流します。細菌や真菌の感染が確認された場合は、抗生物質や抗真菌剤の軟膏を使って感染の原因を取り除きます。

 

 

 

内耳炎

 

何らかの原因で内耳に炎症がおこった状態を内耳炎と言います。内耳は耳の一番奥に位置していて、聴覚の働きをもつ蝸牛や体の平行を保つ前庭、そして体のバランスを感じ取る三半規管があります。炎症によってそれらが侵されると、猫は難聴になってしまい声をかけても反応しなくなったり、体のバランスが取れなくなりまっすぐ歩けなくなったりします。外耳の炎症を治療しないでそのままにしていると、炎症が中耳や内耳にまでおよんで内耳炎になってしまいますが、治療は外耳炎よりも困難です。

 

 

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